はーい、皆さん、ヤッホー!ぼく夏です。
今回は投資の書籍のご紹介と、その実績についてお伝えします。
ご紹介する書籍は「5万円からでも始められる!黒字転換2倍株で勝つ投資術」です。本の帯には的中率70%の手堅い投資法と書いてあり、どれどれホンマもんかいなと思いながら手に取り読んでみると、この投資法なら低予算でできる&ゴールが明確で分かりやすいと感じました。
2倍株とは購入した株の価格が2倍まで上昇することです。分かりやすいように例えると、「500円で買った株が1,000円になって、利益が500円手に入った」ということです。
この記事では
- 黒字転換2倍株投資ってどんな手法?
- 実際に投資して2倍株になったのか?
を解説します!
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黒字転換2倍株投資とは何か?
黒字転換2倍株とは各企業が四半期ごと(3ヶ月ごと)の決算発表で営業利益、または経常利益が「継続して赤字」から「黒字」に転換するタイミングの銘柄をいち早く見つけ、それに投資するという方法です。
継続して赤字という企業は、言わば「倒産する可能性が高い企業」。
そんな企業の株価は売られ続け、どんどん下がり上がらない状態にあります。株価が日々下がる中、その株を持っていると自分の資産も下がっていく株を好んで持っている人は、よっぽどのドM気質の人だと思います。
もちろん企業としても「赤字」を「黒字」に転換するよう努力はし続けています。その努力の末、企業の改革が進み、体質が変わり、業績が良くなり、黒字に転換します。
すると下がってばかりだった株価が、黒字転換がひとつの理由となり、株価の上昇が見込めると、この企業の株価が上がると見込んで買いたい人が少しづつ増え、株価が上がっていきます。黒字転換する企業の株価は、その後、順調に伸びていくことが多いとのことです。
見放された赤字の企業の株価は割安になっていることが多く、手軽に購入できる金額で手に入れることができるよ。
「赤字」から「黒字」に転換した銘柄の中から
- この先も継続的に黒字化しそうかどうか。
- 今後の発展が期待される大きなテーマ(5GやDXなど話題となっている材料や企業群)
を加味しながら銘柄を絞り込んでいき、自分が良さそうだと思った企業の株を購入します。
そして購入した株の株価が2倍まで値上がりしたところを目安に売却するというシンプルな手法です。銘柄によりますが、2倍になる期間はおよそ3ヶ月〜長くても2年程度です。
黒字転換2倍株の見つけ方
スクリーニングで探す
著書では各証券会社のスクリーニング機能を利用して、黒字転換2倍株を探しています。
スクリーニングとは簡単にいうと、条件に合うものを選び出す行為だよ。マッチングアプリを例にすると「居住地」「結婚歴」「体型」など条件に合う人を選んでいる感じと同じ。
著者の馬渕さんはとても優しくて、マネックス証券、SBI証券、楽天証券、FISCOでのスクリーニングのやり方まで丁寧に解説しています。
YouTubeの動画でもスクリーニングのやり方の解説動画もあるので、参考にしてみてください。
本を買わなくてもYouTubeでスクリーニングのやり方が学べるよ。馬渕さん、ありがとうございます!とても優しい人ですね♪
私は動画を見て良さそうだと思ったので、本を購入しました。動画にはない黒字転換2倍株の内容が本には詳しく書いてあり、本もおすすめです。
私自身はマネックス証券でスクリーニングして銘柄を探しています。
注目ポイントは営業利益、経常利益が黒字転換する
証券会社のスクリーニングを使い、黒字転換2倍株となる銘柄を探していくのですが、見るべきポイントは営業利益と経常利益の値が継続して赤字だったのが黒字に転換したポイントです。
マネックス証券でスクリーニングするとき、営業利益、経常利益の欄に「黒字転換」という項目にチェックするだけで、黒字転換2倍株の候補が出てきます。
候補銘柄をひとつずつ見ていき、営業利益と経常利益が黒字転換した銘柄を地道に探していきます。
これは私が過去スクリーニングで見つけた銘柄の決算内容です。(のちほどご紹介する第一屋製パン)決算期2020/06からずっと営業利益、経常利益が継続して赤字になっています。
しかし2023/06で営業利益、経常利益が黒字転換しています。これを見つけたあと、この会社がどんな企業なのかざっくり調べ、購入するか検討します。
銘柄選択する上で注意するところは、継続して赤字が続いていたところが黒字転換したポイントです。上の画像は12期連続で継続赤字が続いてます。このタイミングを捉えることが重要です。
ちなみにこの銘柄だと営業利益、経常利益が赤字の時もありますが、最近は継続して赤字はありません。こういう銘柄はニセモノ銘柄として黒字転換2倍株ではないとのことです。
継続して赤字だった営業利益と経常利益が、急遽黒字に転換したタイミングが1番大切。
↓マネックス証券の口座開設はこちらからです。
購入するタイミング
スクリーニングをして黒字転換2倍株だと思う銘柄が見つかりました。次は購入するタイミングです。
この著書では基本的に四半期決算ベースで。営業利益または経常利益が「赤字」から「黒字」に転換したことが確認できたときが「買い」のタイミングです。
黒字転換したタイミングというのは、今まで業績が赤字で悪かったため、比較的株価が低い水準にあることが多いです。
結果的に黒字転換銘柄をスクリニーングすること自体、割安銘柄を自然に抽出していることになります。
株価チャートが読めなくても大丈夫。あとはちょっとした勇気だけ。
元手はどのくらい必要?
マネックス証券のスクリーニングをかけた銘柄の一部です。株は100株を一単元として購入しますので、ここに表示している銘柄だと9,100円〜467,500円の価格帯で購入することができます。
必要資金が数万円程度なら、試しにやってみようと思う方も多いのではないでしょうか。余裕資金が5万円しかなくても、その範囲内で投資を始めることができます。
黒字転換2倍株に成功した銘柄紹介
第一屋製パン
マネックス証券のスクリーニングで黒字転換2倍株のポイントを抑えて探すと、「第一屋製パン」が2023/06の決算で営業利益、経常利益がきれいに黒字転換しました。
スクリーニングしたこの時期はあまり黒字転換の銘柄がなかったんだよね。株価も安かったので、試しに購入♪
9月12日に410円で100株(41,000円)購入したのが始まり。その後、追加買いをしたり、途中で利益確定の売りをこなしながら、目標である2倍の820円を超えるまで順調に上昇してくれました。
10月〜11月があまり上昇せず、悶々とした気分だったけど、次の決算発表で勢いがついて上昇。この時は嬉しかったぁ!
410円の2倍である820円、41,000円が利益目標でありましたが、結果としては99,936円の利益を得ることができました。2倍以上の利益を得た理由は100株ではなく最大300株まで追加で購入したことが、大きな要因になります。約5ヶ月で2倍株達成しました。
SDSホールディングス
こちらもマネックス証券で見つけた銘柄です。2020/06から継続して赤字が続いていたところ、2023/09で営業利益、経常利益が黒字転換しています。
これを見つけた次の日には購入しました。
第一屋製パンと同じような転換の仕方。
先ほど紹介した第一屋製パンの少し後に、スクリーニングで見つけ11月27日に261円で100株(26,100円)購入しました。その後こちらも順調に上がり2倍の目標である522円まで上昇したので利益確定しました。こちらは約3ヶ月で2倍株達成しました。
黒字転換2倍株は手堅い投資法
本の帯には「的中率70%の手堅い投資法」と書かれていますが、まさにその通りだと思います。
本で解説されているスクリーニングで注意することをしっかり守り、気長に株価の上昇、企業の成長を見守り、しっかり「時間」を味方にすることができれば、黒字転換2倍株は魅力的な投資手法だと感じました。
まとめ
今回は2つの成功事例をもとに黒字転換2倍株の魅力を解説してきました。
証券会社のスクリーニングを使って継続していた赤字の営業利益、経常利益が黒字になるタイミングで購入する黒字転換2倍株という投資法。難しそうな決算資料を読み込むのではなく、決算資料の営業利益と経常利益を見るだけという簡単さ。
元手も数万円からでも始められ、ゴールも分かりやすい投資手法だと思いました。
現在は新しく4つの銘柄を黒字転換2倍株として購入しています。これがどのようになったかは、また報告したいと思います。
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