何をするにも続かなくて困っているあなたへ。「継続」することが楽しくなる方法を解説します!
はーい、みなさん、ヤッホー!ぼく夏です。
最近こんな本を見つけました!
本の帯に書かれている「もはや継続が趣味になる!」
これ……すごいインパクトのある言葉じゃないですか?
普通の会話で「趣味って何?」って聞くことありますけど、そのときに
「継続すること!」
って答えたら
「なにが!笑」ってツッコミが入り、
どれだけ相手の印象に残せるのか、またそこから話題がどんどん出てくることなど
想像しただけでもその後の会話は楽しくなります♪
この記事を読むと
- 「続ける」ために日々の習慣のデザイン力があがる
- 「続ける」ことは意外に簡単ってことがわかる
- 「続ける」ことで人は変われる
- 楽しく習慣化ができる方法が知れる
ということが分かります。
今回は「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる!続ける思考を解説していきます。
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「続ける」ことが苦手の人への配慮
この書籍のチャプター1で続けることへの「苦手」をなくす考え方が書かれています。
続けることが苦にならない人はそもそも習慣化できていますが、
続けることが苦手な人は続けるの「つ」の字の行動することが大変。
そんな方に向けてなるべく挫折せず「続ける」ことのポイントや考え方を解説されています。
「正しい努力」よりも「正しい継続」
貯金にしても、ダイエットにしても「成果」を先に求めてしまうと、そのことだけが全てになってしまう。
はじめた瞬間からそれは「修練」や「修行」のようにいきなり辛く感じてしまい、なんかつらくて、めんどくさそうに感じてしまいます。
じつはこれが「続ける」ことをつらさに変えてしまう大きな要因だったりします。
はじめは「よくなる」「うまくなる」ファーストの考え方をやめ、「ただ続ける」ことだけを意識する。
達成や上達よりもただ継続することだけを意識する。これが「正しい努力」よりも「正しい継続」ということです。「続ける」基礎力が身についてから上達を考える。
まずはすぐに成果をほしがらないこと!何よりも優先するのは「続ける」こと。
「正しい継続」をするうえで、そのために必要なのが「気持ちいいやり方を自分で発見していくこと」です。
「続ける」コツを知れた次は「やる気」について解説します。
「やる気」ってどうやったら起きるのか?
続けたいと思うけど、そもそもやる気が起きない…と言う声も聞こえてきそう。
「やる気」ってどうやったら起きるか知りたいですよね?ズバリそれは
「やったフリだけすればいい」
「やる気」って「やる」と出てくるんだそうです。
だからやり切ろうと思わないで、なんとなく小さくそのきっかけだけ手をつけちゃう。
ジョギングするならウエアに着替えて玄関を開けて出るまでやってみる。
本を読むなら本を持ち表紙を眺める。
不思議なことに、さわりだけやると、意外とそのあとのことができてしまいます。「やる気スイッチ」を押すには「やるフリ」をすること。きちんとやろうと思わず、「やるフリ」だけする。
フリだけしたら後は勝手にやる気が出てはじめてしまいます!
よーし早速、ウエアだけ着替えて走るフリだけやってみようと思ったあなた、その行動力はすごい!すごいんだけど、もう少しでこの記事終わるから最後まで読んでいって♪
「続ける」ことでなにが楽しいのか?
あなたは続けることで「何が楽しいのか?」ピンと思いつきますか?
著者の井上氏は「続ける」ことで得られる楽しさは3つあると言っています!
それは
- 続ける「仕組み」を考えることが楽しい
- 続けるを「コレクション」するのが楽しい
- 続けることで自分が「変化」するのが楽しい
さすが、継続が趣味になってる井上氏。説得力が違いますね。
「続ける」ことが苦手な人は、「続ける」という行為そのもの嫌々するもの、難しいものだと捉えている面があります。
確かにこの3つの言語化できた「楽しい」ことを見ると、「続ける」ことへの捉え方が180度変わりませんか?
そろそろなにか「続ける」ことを始めたくなってきたのではないでしょうか?
続ける「仕組み」を考えることが楽しい
仕組みって聞くと何か難しそう…やっぱりやめようかなと思ってしまうのはもったいない。
書籍には、以下のような内容が書かれています。
「続ける」ことを考えたとき、1番楽しいのは、実はこれだと思う。
「仕組み」を考える。つまりどうしたら続くかを考える。
いつも何か新しいことをはじめようと思ったとき、「どうやったら無理なく続くかな?」って考える。
自分なりにやり方を考えて生活の中に落とし込んでいく。
やりながら続け方を考えていく。
仕組みを作る作業、これがとても楽しい。
仕組みを考えてそれをゲームのようにクリアしていく感覚。
毎日を、小さな達成を積み上げていくゲームにしていく。
「仕組み」でゲームデザインして、実際それをプレイしてクリアしていく。
小さくゴールして小さな達成を積み上げる。毎日がゲーム化する考え方。
出典:井上 新八 著「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる!続ける思考
仕組みって聞くとついつい難しく考えてしまいますが、
ゲーム性を持たせ、楽しく続けるってこと。
この視点、とても大切です。
私自身は続けることは得意で
- 公文式を4年間継続(懐かしい)
- サッカーを9年間継続(青春ってやつ)
- 毎朝のプロテイン+MCTオイル生活を4年継続(意識高い系!?)
- 積み立て投資を5年継続(増えていくと楽しく思える)
- 筋トレ生活を4年継続(身体を痛め現在は控えめ)
- 本を2冊以上読むを5年継続(ちょっと少なめ)
- 今の仕事を7年継続(これはどうなの!?)
様々なことを続けてきましたが、ゲーム性を感じたのはサッカーと積み立て投資のみです。
サッカーに関しては練習すればするほど上手になり、試合に出て活躍することで成長を感じ楽しむことができました。
積み立て投資に関しては資産が少しずつ増えていくことで、資産が成長しているように感じました。
私にとっては「成長する」ことが楽しく、その成長を加速するにはどうすればいいのか考えたり工夫することが、一種のゲームとなっていました。
なかなか「続ける」ことができない人は、「どうすれば続けることができるのか?」と考えて、それを実行できる仕組みを考えてみてください。考えて作った仕組みでも続かないのなら、さらに工夫してみましょう。この工夫するという工程も楽しいですよ♪
正解があるものではなく、続けることができた場合が正解なので、正解にたどりつくまでどんどん工夫して楽しんでいきましょう。
そのためのヒントとなるのがゲーム性を持たせて楽しむこと。
「続ける」+「仕組み化」を考えるうえで、ゲーム的な要素を取り入れて行うことによって、より一層楽しめます。
続けるを「コレクション」するのが楽しい
ここでも書籍を引用します。
「続ける」ことを圧倒的に楽しくするのが「記録」だ。
記録することで、続いたことが形になっていく。
継続の可視化が記録だ。スコアを残していく、達成し成果を残していく。
スコアが良くなると嬉しいし、記録によって達成感が生まれる。
やったらチェックしていく。カレンダーが埋まっていく。
空白を埋めていく楽しみ。
「続ける」は「記録」することでコレクション化していく。
それは単純に趣味として成立する。
出典:井上 新八 著「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる!続ける思考
「続ける」は「記録」することでコレクション化する。
キラーワードですね♪
レコーディングダイエットは食事と体重をただ単純に記録していくダイエット方法。貯金が趣味な人も通帳にお金の流れが記録されそれを眺めるのが好き。
「続ける」+「記録」というのは昔からありましたが、これをコレクション(集めていく)化するという発想は新鮮です。私たちは何かしらコレクションしているものがあると思います。
例えば
- 美味しい食べ物をインスタで発信する
- 漫画を集める
- 好きなファッションアイテムやブランドもの
様々なもの・ことをコレクションしています。
それと同じようにこれからはじめる新しいこと、もしくは習慣化したいことをコレクションしていくことで、可視化され達成感が生まれる。
続けるために欠かせないもの。それは「記録」すること。「記録」さえすればすでに「継続」は実現しています。「記録」するだけで、誰でも「続ける」ことができるようになります。
そして「続ける」ことは「記録」を付けることでいきなり楽しくなる。「記録」することはいわば「継続」のコレクション化。「続ける」をラクにするのが「毎日やる」ことだとしたら、「続ける」を楽しくするのが「記録」を残すこと。
続けることで自分が「変化」するのが楽しい
「続ける」ことの最大の喜びはここにある。
何かを続けることで人は確実に変化する。
練習すればうまくなる。野球でもゴルフでもゲームでも目に見える成長がある。
だけどもっとどうでもいいことでも、続けることが人に変化をもたらす。
何かを続けることで、目に見えないような小さな変化が起きる。
でもその小さな、なんでもないような変化がいつのまにか大きな変化になっていく。
それをいつか実感する日がくる。それに気がついた瞬間の感動。
それは「続ける」ことの最大のご褒美だ。
出典:井上 新八 著「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる!続ける思考
私たちは変化することに大変な労力が必要と考えています。私自身は変化することは全然ウェルカムなタイプです。いやむしろ変化を望んでいます。
私の経験の中のひとつの「英語ができない→できるようになった」変化の例を紹介します。
小学校6年生でパソコンの授業がはじまり、中学校1年生で英語の授業がはじまりました。
パソコンでキーボードで「りんご」と入力するときは、ローマ字入力なので「ringo」と入力。
しかし英語の授業の時は「りんご」と言う単語は「apple」と記入。
ローマ字と英語の区別がわからない状況で「ローマ字=英語」だと思っていました。
学んだ時期が近かったためにこのような事態に陥ったのだ。
なので英語のテストの時、すべてローマ字で回答していたので、30点くらいしかとることができませんでした。
逆に30点も取れたのは選択問題が奇跡的に合っていたからなのだ!
高校受験のとき英語の点数が低すぎることに焦り、中学2年の冬休み「1日10時間の英語の勉強」をすることを目標にしました。
2日目にローマ字と英語は違うものだということに気づき、姉に確認したら「そうだよ!」と虚しい一言…
そこから単語を覚える冬休みになりました。
そして中学3年になってはじめての英語のテストで86点取れたことを今でも覚えています。
冬休みの2週間の休みの間でしたが、「英語の単語を覚える」を続けた結果、
英語の成績は格段と上がり、高校受験も無事に終わりました。
推薦入学だったから英語のテストは受けてないんだけどね…
ただ、ここで「続ける」ことの小さな積み重ねが、大きな成果につながることを体験した以降、
「続ける」ことの大切さを知り、今でも「続ける」ことを新しく探しているところである。
めでたし、めでたし…
「続ける」こと楽しめたら最高に楽しいのでしょうが、英語の単語を覚えるのは結構大変でした。
しかしそこで得られた86点と言う目に見える成長があり、とても達成感を感じられる思い出になりました。
「できない→できる」という変化以外にも
- 自己ベスト更新
- 習慣化できた
- ハードルが低く感じるようになったなど
感情面でも変化があります。
「できない→できる」の行動の裏には必ず成長が隠れています。その成長したところを見つけることができると、「続ける」ことが更に楽しくなります。
たった1行のメモで毎日が冒険になる
ここまで読んでいるものの、実は続けたいことがないという方ご安心ください。今日からはじめられて、楽しく毎日続けたくなるものがあります。
それは「1行メモ」です。
これは著者の井上氏が毎朝15分ゲームをするという「続けている」ことの中で、見つけたアイデアです。
それは15分くらいでできそうな小さな目標を設定して「1行メモ」を書き、翌日それを実行するだけというものです。
井上氏のその1行メモの内容は
- レベルを上げるだけの日
- 目的地まで移動するだけの日など
毎日15分「小さなゴール」をクリアしていくというもの。そしたらゲームも楽しくなるのと同時に、面白さの質が変わったそうです。この「1行メモ」をすることで「楽しみ」が意外にも簡単に作れることに気づかれたそうです
書籍では1行メモの例として他に
- 昭和の喫茶店を探しに行く
- 行ってみたい立ち食いそばのお店を検索して行く
- 行ったことのないスーパーで見たことのない納豆を探しに行く
ちょっと背伸びするくらいのレベルで、自分が楽しめる内容がいいとのことです。
書籍には「冒険を仕込む」という表現がされています。
遊びや挑戦していることについても、明日はこれをやるという小さなゴールを1行メモにしてもgood!続けたいことがないという方は、明日達成したい小さなゴールを「1行メモ」に書いてみてください。そして翌日その「1行メモ」を実行し、さらに明日達成したい小さなゴールを書き残しましょう♪
これであなたにも「続ける」ことができます。わくわくする小さなゴールを翌日に仕込むだけで、毎日が楽しくなります。
続けるのが嫌になったとき知っておくといい考え方
なんでもはじめた頃は楽しい。
上達が目に見えてわかるから。
ゼロがイチになる。
そこから少しずつうまくなっていく。
はじめはそれが楽しい。けどどこかで行き詰まる。
なかなかうまくいかなくなる。どのくらい上達したのかがわからなくなる。
ちっともうまくならないから、全然楽しくない状態が続く。
もしくはやっていること自体がなかなか実を結ばず、「やっている意味はなんだろう?」
って思ってしまう。「こんなことやっている意味ないかも……」やていて馬鹿らしくなる。
うまくならないなら、やる意味がわからない。
もういいかな……そう思ってやめてしまう。
こういうことはよくある。
出典:井上 新八 著「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる!続ける思考
誰だって成果が欲しい。そのために自分の貴重な時間を使って、やる気を振り絞って頑張っている。なのに成果が出ないときって誰でもそういう時期はくる。
井上氏は「そのときは目指すべき「ゴール」を考えるのをやめてみる」のは、どうだろうかと提案。
はじめから「達成」や「上達」をあまり意識しないようにしていて「こうなりたい」なんて考えずにはじめれば、壁にぶつかることもない。
まさに真理。壁にぶつからなければ嫌にならないですね。
目標を持つことも大切ですが、目標ベースで行動していくと息が切れてしまいます。そうならないためにも、行動ベースで考え、目に見える変化はなくても、コツコツとずっと続けていく先には必ず変化があるという考え方になることで、挫折しにくくなり結果的に目標としていたゴールにいつかたどり着く。
出典:スラムダンク コミックス 19巻
まとめ
書籍を開いて2ページ目に記載してある言葉をそのまま引用させてもらいます。
この本でなにを伝えたいか。
「続ける」のつらい。
「続ける」のは大変。
「続ける」のはめんどくさい。
そんな誤解を解きたいということ。
「続ける」のは楽しい。
「続ける」のは簡単だ。
「続ける」のは趣味になる。
そして「続ける」ことで人は変わる。
伝えたいことは、それだけだ。
出典:井上 新八 著「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる!続ける思考
潔く、そしてわかりやすく強い言葉。
「続ける」ことってどこか根性が必要だったり、習慣化するまで頑張らないとって思っていた部分がありましたが、そうではありません。
「続ける」ことって
思っているよりも簡単で、思っているよりも楽しく取り組めて、思っているよりも難易度の低いことで大丈夫なんだと実感する内容で、「小さな行動力を授けてくれる」書籍です。
読み終わったあとは、
「続ける」ことのハードルが下がり、なにか行動したくなったり、なにか挑戦したくなったりする人が出てくるのではないでしょうか!
このブログで取り上げた内容はこの著書のエッセンスの1割程度の内容です。
ぜひ残りの9割のエッセンスが知りたい方は読んでみてください♪