学び直し

【お金の価値観を変える】書籍「お金の減らし方」を読んで学んだこと

書籍【お金の減らし方】について学んだことを書きました。簡単にまとめると

  • 自分にとって価値のあるものを知りましょう。
  • 自分にとって価値のあるものにお金を使いましょう。
  • お金が減るときが1番満足するとき。
  • お金を使ったことでその後どのように変化したのか、振り返りましょう。

こんにちは、ぼく夏です!

今回は書籍「お金の減らし方」を読み、参考になる考え方をまとめています。

この記事を読むと

  • お金持ちが実践する、本来のお金の使い方がわかります。
  • ムダ使いが減りお金に余裕ができます。
  • お金を減らすことが人生の楽しみになります。

「本記事のリンクには広告が含まれています。」

書籍の簡単な内容

国立大学の助教授として働き、結婚して子供がいる環境。生活は安定していたものの、「庭に自分が乗って遊べる鉄道を建設する」という夢をかなえるためには今以上にお金が必要。

そのためバイトで小説を書いてみたところ、印税で20億円を超える収入を手にする。一転してリッチな生活が送れるようになったが、生活は何も変わっていない…。

生活が変わっていないのはお金に対する考え方が、印税で稼ぐ前と変わっていないからです著者のお金に対する考え方は「欲しいものにしかお金を使わない」という超シンプルな考え方で、一見私たちと同じようですが全く違います。そんな著者のお金の減らし方(使い方)が学べる書籍です。

小説のバイトが大当たり、一転してお金に余裕のある人だから、いくらお金を減らしてもなくならないだろうと考える人もいると思います。しかし、この著者のお金の減らし方を理解すれば、いま現在お金に困っている人にとって、とても有益な考え方なのでブログ記事にしてシェアしたいと思います。

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【お金の減らし方】とは

【お金の減らし方】とは、【お金の使い方】という”言葉のあや”です。なるほどなーと思いました。たしかにお金を使ったらお金は減ります。納得!

この書籍ではお金との新しい付き合い方のヒントが書かれています。正直、これを読む人と読まない人とでは、今後お金の使い方が180度変わります。読んだ人はムダな出費が減り、お金についての心配事が軽減。読まなかった人ではお金の心配をし続ける生活になるのではないでしょうかと思いました。

次からは書籍を読んで得た金言フレーズを挙げていきます。

金言①欲しいものにしかお金を使わない

自分が使いたいものや、欲しいものを買うために、お金を使っている。そんなことは、誰でもそうだろう、と皆さんもおっしゃることでしょう。しかし僕から見ると、大勢の方は、自分のためにお金を使っていない。誰か人に見せるために使っているのである。多くの方々が、あまりにも周囲の他者を気にしすぎているのではないか。

著者は人から羨ましがられたいという気持ちがなく、人から憧れられたり羨望されたりすることに価値を感じないタイプなんだそうです。

「欲しいものにしかお金を使わない」という言葉を見て、みなさんのお金の使い方はどうでしょうか?「え、欲しいものにしか使っていないよ」と思われた人は、こう考えてみるといいかもしれません。

誰もいない環境を想像してみよう。もう一度繰り返そう。お金はあなたの可能性のために使う、そのために、あなたが稼いだものだ。何を買おうが、もちろんあなたの自由である。

自分が欲しいものを買う場合にも、今一度注意してもらいたい。それを買った目的が、誰かに見せるため、誰かに自慢するため、人に見せて良い気分を味わいたいため、と言った他者の目を想定したものになっていないだろうか?

こんな想像をしてみてはいかがだろうか。

あなたは、急にどこか山の奥へ引っ越して、誰にも会わない生活をすることになった。5年くらい、誰にも会えない、話もできないし、写真を見せ合うこともできない。人との付き合いはない。そうなったときに、あなたが今買う気になっている欲しいものを、どうするか、と考えてもらいたい。それを買っても、誰も見てくれない、自慢もできない、どんな反応もない。それでも、それが欲しいだろうか。

みなさん、もう一度考えてみてください。本当にそれらは欲しいものなのでしょうか?

私は今年服を1着しか新たに購入していません。それは1年を通して着る服があるからです。しかし、年末年始の長期休暇に入り、いつも以上にYouTubeを見ていると「ユニクロで秋冬用の服を購入した」系の動画を見てしまい、その影響を受けてボトムスを1本購入していました。

するとボトムスを買ったことで、今度はアウターが欲しくなってきました。

アウターは完全にボトムスの影響を受けて、「このボトムスに合うアウターはどれかな?」視点になってて、危険な浪費になりそうな状況で、今耐えています。

私のこの体験を反面教師として、今日からお金を使うときは、何が欲しくてお金を使うのかを自分に問いかけてみてください。

金言②自分にとって価値のあるものを知るには

自分が楽しめるもの、自分が面白いと思えそうなものを、どんどん試してみることをおすすめする。その経験を積み重ねるうちに、自分はなにが好きかが、だんだんわかってくる。そういった体験が、自分にとってなにが価値があるのか、を理解するもとになる。「価値」を知る体験こそ、価値を生むのである。

つまらない人生を過ごしているのは、全部自分のせいです。何事もどんどん試してみるっていう姿勢を持って日々過ごしていきたいと、私は思って過ごしています。

自分にとって価値のあるもの=その人の価値観になります。人それぞれあって、他人がどうこうする問題ではないです。

私にとって価値のあるもののひとつに「香りのアイテム」があります。

中学生の頃に香水にハマり、それ以降ずっと香水を使っています。ルームフレグランスが流行り出す前から、ルームフレグランスを自分で作ったりしていました。

なぜ、こんなにも香りのアイテムが好きなのかを考えたところ、他人に「いい香りですね♪」と褒めてもらい嬉しく思うこともあります。しかしそれ以上に「いい香りに包まれていると、ものすごく幸せな気持ちになれる」からだと気づきました。

さらに香りのアイテムは、気分をも変えてくれます。夏の暑いときは爽やかな香りを嗅ぐとより気持ちが高まったり、冬の寒いときは温かみを感じる香りが心から包み込んでくれる感覚を感じたりします。

また、香りは記憶と密接に関係していて、以前使っていた香りを使うと、そのときの記憶が蘇り、懐かしさを楽しんだりすることができます。

香りのアイテムを使うことで、「オシャレだと思ってもらえる」「幸福感を感じられる」「気分を変えてくれる」「懐かしさを楽しめる」。こんなにも多くのことを人生にもたらしてくれます。

ぜひ、みなさんも自分にとって価値のあるものを真剣に探して欲しいと思います。

金言③価値を見極めるために大切な考え方

価値を見極めるためには?価値を見極める、価値を評価するのは、目ではない。頭だ。未来のことを想像し、自分がそれによって、どれくらい楽しい思いをするだろう、と考える。その楽しさの量が、すなわち価値となる。

商品であれば、それを手に入れて、どれくらい自分が楽しい体験ができるか。楽しく遊べるか。食べるものなら、自分がどれくらい美味しく、そして気持ちの良い食事ができるか。場所であれば、そこへ行って、自分が見るもの、知るもの、感じるものがどれくらい価値があるか、と想像する。その価値を、自分が働いて手に入れたお金と交換しても良いか、自分はその交換で得ができるのか、という判断をする。

ということは、ものを買う、つまりお金を減らすことは、自分が得をするための行為だ、ということになる。

お金を使うときには、このような見えないプロセスがあることを理解することが大切。「このお金を使うことは、自分が得をするのか?」って自問すると、衝動的にお金は使わなくなりそうですね。

本当に自分がしたいことか、本当に自分が欲しいものか、ということをじっくりと考えれば、多くの無駄遣いが自然になくなると思われる。

ぼく夏

明日になれば忘れてしまうような満足に、これだけのお金をかけて本当にいいのか?とお金を出す前に考えるクセを持とう!

金言④自分にとって価値のあるものにお金を使う

価値は誰のためのものか?本来は自分自身の満足度が価値となるはずだが、多くの場合、別の評価を受けることになりがちである。その最も多い例は、その品物を自分が持ったときに、他者がどう感じるか、という想像をして生まれる妄想的な価値である。

自分にとって価値のあるものは人それぞれ違います。お金を使うことで得たもの、得たサービス、得た感情を、その都度「自分にとってどんな価値があったのか?」を自分に聞いてみると、いいお金の使い方だったのか、それとも今回はあまりいいお金の使い方ではなかったのかに気づくことができます。それの繰り返しによって、自分にとって価値のあるもの=満足度の高いお金の使い方を学んでいくことができます。

自分の欲求によって価値を見定めるには、どうすれば良いのだろう。まず、どのようにすれば自分が満足するかを経験しなければならないだろう。価値を決めるものは、自分自身の満足度だからだ。満足とは、面白い、楽しい、気持ちが良い、などの感性によって生まれるものであり、感性が鈍っている人には、そもそも満足を感じることができない。

私たちは価値を得るためにお金を使っています。お金を使い、価値のあるものを手にしたときは、ぜひ「満足度チェック」をやってみてください。

例えばランチで2,000円を使った土曜日と、入浴剤の購入で2,000円使った日曜日があるとします。同じ2,000円という金額でも、どちらの2,000円の使い道が満足度が高いのか自問します。

それを繰り返すうちに「自分は交友関係にお金を使うことに満足感が高いなぁ」、「自分はリラックスに使った方が満足できた」など、自分の傾向がわかってきます。その傾向があなたの欲求であり、その欲求を満たすことがあなたにとって「価値のあること」になります。

金言⑤お金を失うことで価値が得られる

お金に価値がある、という勘違い。お金は、目的ではない。お金を得ることが目的であるわけではない。目的を達成するための手段として、お金があるのである。これは、お金に価値があるのではなく、目的に価値がある、という意味である。多額のお金を持っていても、なにもいいことはない。そのお金を、自分が欲しいもの、やりたいことと交換しなければ、価値は生まれない。お金を失うことで、価値が得られるのだ。

これを勘違いしていると、貯金が沢山あれば嬉しい、高級であれば偉い、高価なものを持っていれば立派だ、という間違った価値観に支配される。

こういう考え方を教えてくれる人が幼いときから近くにいれば…と思いました。

「お金を失うことで価値が得られるのだ」は、今年の流行語にしたいぐらい、みんなに知ってほしい言葉です!もし何年か後にこの言葉が流行語大賞に選ばれたとすると、みんなの人生が楽しい人生にシフトしていそうで、ワクワクします♪

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金言⑥お金が減るときが1番満足するとき

自分が欲しいもの、自分がしたいこと、つまり自分にとって価値のあるものを得るために、お金を減らす、という行為。

この考え方を知ったうえでお金を使うなら、きっと満足するお金の使い方です。ちょっと違うかなと違和感を感じたら、それはあなたにとって満足度の低いお金の使い方になる可能性が高いです。

最も自分の満足に近い時間というのは、お金が減るときなのである。

確かに。お金は道具と言いますが、お金と引き換えに満足感を私たちは手に入れます。お金を使うことで「お金が減っちゃう。嫌だな」と思っていると、いつまで経っても満足感のない生活のままです。

生活するうえで大切なことは、自分の満足感を満たすためにお金を使うこと。お金を使うたび自分に問いかけてみましょう。

金言⑦お金を使ったことで、その後どのように変化する?

お金の減らし方が、人生における考えどころとなるだろう。何にお金を使うのか?何を買うのか?その買ったものを、どう使うのか?そこから何が生まれるのか?自分は、そのことでどのように変化するのか?それを考えることが、当面の課題、お金の使い道である。

お金を使う前に、お金を使ったことによって自分がどのように変化するのかを予想するという新たな気づき。こういう視点を持つと、自己成長、自己満足しないものには即決でお金を使わなくなりそう。

あなたのお金で買うものは、あなたの未来である。

当たり前のことでありますが、意外に盲点になっているパワーワード。

例えば10,000円を自由に使える場合を考えてみましょう。

みなさんは10,000円を何に使いますか?食事、ファション、美容、自己投資、趣味、ストレス発散などいろんなことに使えます。

私の場合はまず、食事、ファッションには使いません。なぜなら瞬間的な喜びで終わってしまったり、満足感があまり得られません。私なら香水やルームフレグランス(香りのアイテム)を買います。理由は次の3つ

  • ストレス発散にお金を使わなくなる
  • 趣味であり、ストレス発散の効果が私にはある
  • 長い期間

ストレス発散にお金を使わなくなる

いい香りを毎日堪能しているので、仕事でのストレス、プライベートでのストレスをほとんど感じることがありません。すると、ストレス発散のために買い物をする、週末だからパーと飲みに行くといったストレス発散にお金を使わなくてすみます。

趣味であり、ストレス発散の効果が私にはある

私は中学1年の時から香水を使い続けています。社会人になり、ルームフレグランスの販売をするために事業を作りました。それほど私にとって香りのアイテムとは人生に必要な趣味であり「価値のあるもの」です。

また、趣味であり、ストレス発散でもあり、癒しや気分を高めてくれるといった、さまざまな性質が重なるものであります。このさまざまな性質が重なるものこそ自分にとって「価値のあるもの」になるのではないかと、私は思います

長い期間楽しめる

香水やルームフレグランスに10,000円は高い!と感じると思いますが、半年以上長い期間楽しめます。ここでいう楽しめるというのは、

  • 毎日いい香りで癒される。
  • 毎日気分転換が簡単にできる。
  • 毎日モチベーションを高く過ごすことができる。
  • 毎日おしゃれな人だなとアピールすることができる。

などなど、挙げたらきりがありませんが、毎日楽しめ、長い期間それを味わえます。これは私にはものすごく価値があることです。

私自身としては瞬間的な喜びよりも、長く続く喜びにお金を使う傾向があります。

これには正解がありません。今の生活が楽しかったり満足するものならば、あなたのお金の使い方はあなたにとって正しい使い方です。もしそうでないのなら、お金の使い方を見直すチャンスと捉えましょう。

まとめ

書籍【お金の減らし方】について学んだことを書いてきました。簡単にまとめると

  • 自分にとって価値のあるものを知りましょう。
  • 自分にとって価値のあるものにお金を使いましょう。
  • お金が減るときが1番満足するとき。
  • お金を使ったことでその後どのように変化したのか、振り返りましょう。

という内容です。

この書籍のあとがきにこのような言葉があります。

自分で評価する「自分」を取り戻そう

お金は、自分の欲しいものに使う。必要なものよりも、欲しいものを優先しなさい、というのが本書の主な内容だが、それはつまり、自分にとって価値のあるものを得るために使う、ということであり、結局は、それが自分の価値を見つける方法だ、と僕は考えている。

SNSが発達した今、他人によって自分の満足度をすり替えられている可能性が高いと感じます。そこで著者は「自分で評価する「自分」を取り戻そう」と警鐘を鳴らしています。

最後まで読んでくれた読者の方がお金の使い方を見直し、満足度の高いお金の使い方を実践し、人生が去年よりも充実したものになっていると嬉しいです♪

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