学び直し

【幸福度が増す時間術】このプリン、いま食べるか?ガマンするか?

こんにちは!ぼく夏です。

ぼく夏

今回は今後の人生で後悔しない時間の使い方を紹介します!

参考にしたのはこちらの書籍、ドドーン!

「このプリン、いま食べるか?ガマンするか?」

決して好きなものは先に食べる派?それともお楽しみとして後にとっておく派?そんな性格診断のようなネタになる話ではありません。(ちなみに私は後にとっておく派です。)

こちらの書籍はズバリ「時間についての新しい捉え方を知ることができる」内容となっています。

後悔しない時間の使い方のコツを61個も授けてくれるます。

その中ですごく重要な時間の考え方を知れたので、みなさんにもシェアと思います!

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  • 時間の考え方、使い方を見直すきっかけをくれる
  • 人生は4つの時間でできている
  • 幸福の時間を増やすために工夫することが大切

書籍の簡単な内容

24時間という時間をなんとなく過ごして、ただ単に1日が終わるAさんもいれば、瞬間瞬間を大切に過ごし毎日をずうじつして過ごすBさん。

この2人の違いはズバリ、「時間の概念」を考えて、どう生きるかどうかの違いであります。

「時間の概念」と聞くとむずかしく聞こえてしまいますが、この書籍には「人生は4つの時間でできている」と表現されています。

この「4つの時間」を知ることで、私たちは今まで以上に時間の使い方がうまくなり、時間の使い方によって人生は大きく変わるという内容です。

ぼく夏

人生は4つの時間でできている?仕事と睡眠と…あとはなんだろう?

なぜこの本を買ったのか?

この書籍のこんなエピソードがあります。

たまたま入った喫茶店に、美味しそうなプリンがありました。

あなたはプリン好き。そのプリンを「食べたい!」と思いました。

でも一方であなたは現在ダイエット中です。甘いものは控えています。

このような状況で出会ってしまった美味しそうなプリンを食べますか?我慢しますか?

出典:このプリン、いま食べるか?我慢するか?

ダイエットの本ではないので、食べてもいいし、ガマンしてもいい。

みなさんならこの場合どちらを選択されますか?

選択した理由はそれぞれあると思いますが、この書籍では次のようにエピソードが進みます。

一期一会の出会いだから食べる。

いや、ダイエットを成功させるためにガマンする。

脳内で葛藤が起こります。

「食べる」という「幸福の時間」を選ぶか、「ガマンしてダイエットする」という将来への「投資の時間」を選ぶか。

出典:このプリン、いま食べるか?ガマンするか?

このエピソードを目にしたとき、ハッとしました。

今までは食べるを選んだら「おいしい!」という体験が手に入り、逆にガマンした場合は「自分の欲をコントロールできた+小額の出費が抑えられた」というモノサシで私は現実を捉えていました。

しかし「幸福の時間」や「投資の時間」という時間の捉え方はできておらず、「世の中にはそういう捉え方で時間を見ている人もいるんだ」と、新しい見方・捉え方だなと気づきを得ることができました。

もしかしてこのような時間の見方・捉え方をすると、人生のさまざまな出来事について、もっと違った解釈の仕方ができるのではないかと思いこの書籍を購入しました。

ぼく夏

解釈の違い=柔軟な考え方。いろんな角度から出来事を見れる人って人生が充実してそうに思えるのは私だけでしょうか?

次からは書籍から得たものを簡単に紹介していきます!

人生は4つの時間で構成されている

人生は「4つの時間でできている」。そのうちの2つが先ほど出た「幸福の時間」と「投資の時間」になります。残りの2つはなんだと思いますか?

残りの2つは「役割の時間」と「浪費の時間」と紹介しています。

それぞれの時間をまとめると下記のようになります。

  • 「幸福の時間」とは、やりたいこと、喜びを得られることをして幸せを感じる
  • 時間。行為そのものが幸福や喜びになる時間。
  • 「投資の時間」とは、目的のために努力している時間。目的を達成するためのプロセスの時間。
  • 「役割の時間」とは、やらなければいけないことをしている時間。家事や雑務、仕事など、自分の役割として費やさないといけない時間、生活のための行動時間。
  • 「浪費の時間」とは、無意識に過ごしてしまい、無駄だと感じる時間。やりたいことややるべきことができなかった時間。

参考例として、私の1日のざっくりとした生活の様子ですが、

起床、朝食としてプロテインを飲む、サプリメントを摂取する、洗濯物を干す、YouTubeをBGMとしてかける、トイレに行く、歯を磨く、顔を洗う、服を着る、出発する…

この朝の一連の行動には先ほど取り上げた4つの時間(幸福の時間、投資の時間、役割の時間、浪費の時間)に当てはめることができます。

書籍には顔を洗う時間について事例があります。

この時間は多くの人にとっては目を覚ますとか、清潔にするといった「役割の時間」です。しかし、このときに洗面台に香りのいい石鹸やアロマオイルを数種類用意して、その日の気分で使い分けてみる。すると香りに癒され、いい気分のなかで顔を洗うことができると「役割の時間」を「幸福の時間」に変換することができます。

出典:このプリン、いま食べるか?ガマンするか?

ぼく夏

こんな感じに自分の思考と行動で、時間の意味を自由自在に変えることができるところが面白いなと感じたポイントです!

行動ひとつひとつ(それぞれの時間)にタグを貼る感覚で

私の1日の生活の中から「プロテインを飲む」という行動は、みなさんならどんな時間を当てはめますか?

朝食としてプロテインを飲んでいるので、タンパク質補給という見方をすれば、「投資の時間」に当てはめることができます。

短時間ですませる朝食ということなら「役割の時間」にもなります。

私としてはタンパク質補給としてプロテインを飲んでいる一面もあれば、プロテイン自体を「毎日の楽しみ」として飲める、おいしいプロテインにしているので「幸福の時間」に当てはめることもできます。

ぼく夏

私なりの答えとしては「幸福の時間」でもあり、「投資の時間」でもあります!

要は「それぞれの行動ひとつひとつにどういう意味を持たせたかで、人生の充実感や充足感の感じ方が今後変わってくる」ということです。

ポイントは他人が決めるのではなく、自分が決めることです。その時間に「自分でどういう意味をつけるか」です。

意味のつけ方次第で、「役割の時間「投資の時間」「浪費の時間」を「幸福の時間」にすることもできます。

ぼく夏

時間そのものに「〇〇な時間」とタグつける感覚で生活を見つめ直してみよう!

時間の見える化:時間のポートフォリオを作ってみよう!

「4つの時間」の構成がわかったところで、自分の時間がどう構成されているのか知るために「時間のポートフォリオ」を作ってみましょう!

ポートフォリオとはお金の世界でよく使われる言葉で、「資産の配分」という意味で使われます。「時間のポートフォリオ」とは「自分の時間配分」という意味になります。

書籍には「多忙な人の時間のポートフォリオ」と「ついダラダラしてしまう人の時間のポートフォリオ」の参考例がのっています。

なんとなく時間を過ごしていると「役割の時間」や「浪費の時間」にどのくらい取られているのかが曖昧です。自分の理想と現実を知るためにも、自分の時間のポートフォリオを作ってみましょう。

時間が不足する理由

書籍では忙しさを生む元凶となる時間として「仕事が忙しくて睡眠時間を削っている」「家事と仕事の両立が大変で自分の時間が取れない」など、「役割の時間」に時間をかけすぎていると挙げています。

忙しいと感じる時間の共通点とは「やらないといけないこと」に属する時間なんだそうです。仕事でも家事でも「やらないといけないこと」の多くはその人の役割になっています。

私自身の「役割の時間」のコントロール術

私自身、職場では現場のリーダーを任されていますので、仕事量としては多い方です。しかし家に帰ってまで仕事のことを考えたくないので、下記のことを心がけて仕事に取り組んでいます。

  • 1日の流れ、1週間の流れを月曜日にあらかじめ把握、想定しておく
  • 自分以外にできる仕事は他人に仕事を振る
  • 優先順位を明確にする
  • チームとして仕事が遅れそうな場合、遅れる前に上司に報告し、さらに遅れないように個人個人に指示を出し、こちらのスピード感を伝える
  • 周りとコミュニケーションをとり、協力してもらえる関係性を築いておく

家事の場合もあらかじめ話し合い、ある程度ルール化しておくと、日々の時間の管理がやりやすくなります。

平日・休日の時間の過ごし方も、お互いどのように過ごすことが好きなのか話し合いしておくと、ムダな「やらないといけないこと」が減ることもあるので話し合いは重要です。

  • 食事の準備、洗い物担当者を決めておく
  • トイレ掃除、お風呂掃除など共有スペースの掃除の頻度と担当者を決めておく
  • 乾いた洗濯物は畳まずにハンガーのままクローゼットで管理する
  • お掃除ロボットなど活用して、人がやらなくてもいい部分を家電に頼る

幸福の時間を増やすために重要な5つの「感」

1日24時間をどのように過ごそうがその人の勝手です。ここまで読んでくれた方は感づいている人も多いと思いますが、24時間の中で「幸福の時間」が多いほど、充実した楽しい人生を送ることができます。

人生で1番大切にしないといけないのは、「幸福の時間」を増やすこと。

その「幸福の時間」を増やすためにも知っておきたい5つの「感」があります。それは「満足感」「充実感」「達成感」「快感」「安らぎ感」です。この5つの「感」が幸福につながる大事な要素なんだそうです。

私が最近感じた「幸福の時間」で感じた5つの「感」を紹介します。

  • おいしいプロテインを飲んでいるとき→満足感
  • ルームフレグランスのいい香りを広げて眠りに入るとき→充実感、安らぎ感
  • 毎日の通勤時間に好きなYouTubeを聞き流しているとき→満足感
  • 休みの日の朝早く起きて朝日を浴びながら散歩したとき→充実感、快感
  • 自炊でおいしいものを食べたとき→満足感、達成感

上の3つは日常的に取り入れているもので毎日楽しみが持続するもの、下の2つは単発で楽しみを感じるものです。

ぼく夏プレゼンツ:幸福の時間の増やし方

日常的に取り入れる楽しみを増やすためにも、単発でいろいろなことにチャレンジし、そのチャレンジが毎日楽しみたいのかを私は吟味してます。

楽しみたいと感じたものはどんどん日常に取り入れると、日常にどんどん「幸福の時間」が増えていきます。増えたぶん時間が足りなくなるときは、「昔の幸福の時間」や「浪費の時間」をどんどん切り捨てていくようにしています。

ぜひみなさんも日々過ごしている時間に5つの「感」が当てはまるのかどうか、体験数を増やし「幸福の時間」が増える工夫をしてみてください。

まとめ

書籍「このプリン、いま食べるか?ガマンするか?」について簡単にまとめてみます。

  • 人生は「4つの時間」で構成されている
  • 4つの時間とは「幸福の時間」「投資の時間」「役割の時間」「浪費の時間」
  • 「幸福の時間」が多いほど人生が充実している
  • 「投資の時間」「役割の時間」「浪費の時間」を「幸福の時間」に変換できないか工夫する
  • 行動ひとつひとつに「〇〇の時間」とタグを貼るように意識する
  • 時間が不足する大きな原因が「役割の時間」が多い
  • 幸福の時間を増やす5つの「感」を増やすように意識を変える
  • 5つの「感」とは「満足感」「充実感」「達成感」「快感」「安らぎ感」である

ここで紹介した内容は書籍の1/4の内容のポイントだけです。

時間の使い方、考え方を見直す方法として、「時間のプロローグ化」「ドローン視点」「時間福利の法則」など、まだまだ内容がてんこ盛りに紹介されています。

時間という目には見えないものを軽視しがちですが、時間を考えることは「どう生きるかを考えること」につながります!

時間をどう考え、時間をどう使うかで、人生は大きく変わっていきます。なぜなら人生とは「時間の積み重ね」であるからです。

ぼく夏

ぜひ今の生活の過ごし方を少し観察して、自分にとって幸せだと思う時間の在り方を見つけていこう♪